Hemosuccus pancreaticusを呈した脾動脈瘤の1例
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概要
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膵管を介したVater乳頭からの出血,hemosuccus pancreaticusは,消化管出血の一因だがまれである.75歳,男性,陳旧性心筋梗塞などで抗凝固療法を受けていた.突然の腹痛・黒色便で入院,軽度の貧血と肝胆道系酵素・血清アミラーゼの上昇を認め,2回目の上部消化管内視鏡検査でVater乳頭から持続性の出血を確認,腹部CTおよびMRI,血管造影,超音波内視鏡検査より脾動脈瘤が膵管に穿破したものと診断した.
著者
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鈴木 晃子
市立稚内病院 内科
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鈴木 岳
市立稚内病院 内科
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國枝 保幸
市立稚内病院 内科
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鈴木 岳
市立稚内病院内科
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堤 豊
市立稚内病院内科
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山内 純
市立稚内病院内科
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中川 宗一
市立稚内病院内科
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工藤 俊彦
市立稚内病院内科
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