S状結腸癌に対するbevacizumab投与中に顎骨壊死をきたした1例
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概要
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症例は67歳の男性.S状結腸癌,腹膜播種のため手術施行後mFOLFOX6+bevacizumabの方針となった.6コース施行時に上顎骨壊死が発症した.bevacizumab中止と抜歯,腐骨除去により改善した.顎骨壊死はbevacizumabのまれな有害事象であるが,bevacizumab使用前および使用中の口腔ケアが予防に有効であると考えられる.
著者
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山村 明寛
Department of Surgery, Senboku Kumiai General Hospital
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佐藤 学
Department of Surgery, Senboku Kumiai General Hospital
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小野 文徳
Department of Surgery, Senboku Kumiai General Hospital
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小野地 章一
Department of Surgery, Senboku Kumiai General Hospital