フェノール性アシルヒドラゾン誘導体の劣化防止効果
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概要
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フェノール性アシルヒドラゾン誘導体のゴム及びポリプロピレンに対する劣化防止効果について検討した. その結果, モノアシルヒドラゾン誘導体の場合, ゴムに対する酸化劣化防止効果は, アシル基の炭素数がCg付近に最大値があるのに対し, ポリプロピレンの場合はアシル基がC15以上と大きくなるほど, 効果の増大を認めた.<BR>また, アシルヒドラゾン誘導体の劣化防止効果は, フェノール性基本構造以上に, 副次的な置換基の大小すなわちポリマーに対する物理的要因により, 著しく影響を受けることを明らかにした.
著者
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山田 正之
Ouchi Shinko Chemical Industrial Co., Ltd
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酒向 泰蔵
Ouchi Shinko Chemical Industrial Co., Ltd
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渡辺 隆
Ouchi Shinko Chemical Industrial Co., Ltd
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渡辺 綱治
Ouchi Shinko Chemical Industrial Co., Ltd
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谷 宏市
Ouchi Shinko Chemical Industrial Co., Ltd
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