大腸菌を用いた植物由来テルペン生合成酵素遺伝子の効率的機能解析システム
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概要
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放線菌由来の生理活性物質の代表化合物群がポリケタイドとすると,植物でのそれはテルペン(terpenes ; イソプレノイド,テルペノイドとも呼ばれる)であり,本群は自然界で最も多様な(約40,000種からなる)化合物群を形成している.その中でも,C15 の基本骨格をもつセスキテルペンは7,000種以上の化合物群であり,多くの生理活性物質を含んでいる.ここでは,植物由来のセスキテルペンをはじめとするテルペンの生合成酵素について,大腸菌を用いた効率的機能解析システムを紹介するとともに,これによりその機能が明らかにされたテルペン生合成酵素遺伝子の実例を紹介する.
- 公益社団法人 日本農芸化学会の論文
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