競争的流通市場は効率的か?―流通費用削減投資と総代理店制―
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概要
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生産者が流通業者を介して財を販売する状況を想定する。この際流通業者は、流通費用を削減するための投資を行うとする。この投資効率がある程度高い場合には、独占的流通業者の方が、競争的な流通業者と比べて取扱量が多いため、費用削減投資を積極的に行う。その結果、チャネルの利潤は多くなる。また、小売価格も下がるため、消費者厚生も向上する。その意味で、流通企業数の減少は、パレートの意味での改善となる。
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