左総頚動脈ステント留置術におけるガイディングシース保持のためのGooseNeck Snareの使用
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概要
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【目的】左総頚動脈(CCA)狭窄症に対するステント留置術の際にガイディングシースの保持を右上腕動脈経由のGooseNeck Snareで行った症例を報告する.【症例】70歳,男性.一過性の右片麻痺で発見された症候性左CCA狭窄症に対してステント留置術を行った.狭窄病変とCCA起始部の距離が短いためガイディングシースを十分遠位まで挿入できなかった.そのため右上腕動脈経由のGooseNeck Snareでガイディングシースを保持してステント留置術を施行し得た.【結論】上腕動脈経由のGooseNeck Snareによる左CCAのガイディングシースの保持は有用であった.
著者
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内山 尚之
金沢大学脳神経外科
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福井 一生
金沢大学脳神経外科
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毛利 正直
金沢大学脳神経外科
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見崎 孝一
金沢大学脳神経外科
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南部 育
金沢大学脳神経外科
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林 裕
金沢大学脳神経外科
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濱田 潤一郎
金沢大学脳神経外科
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