周辺視を用いた目視検査における欠点特性と検出率との関係
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では,周辺視を活用した目視検査方法について検討するため,欠点の特徴の相違が欠点検出の難しさに及ぼす影響について検証した.欠点の特徴として,欠点の大きさ,濃淡,色を変動要因とした実験を行った.その結果,欠点の大きさが小さいほど,欠点検出が困難であることを示した.さらに,欠点の濃淡や色の影響は,欠点と背景との輝度コントラストによって評価できることを実験的に明らかにし,輝度コントラストが小さいほど,欠点検出が困難になることを示した.また,この輝度コントラストに欠点の面積を乗じて得られる面コントラストを欠点検出の難しさを評価する指標として提案し,その妥当性について実験的に明らかにした.
著者
関連論文
- 動画像解析による固定治具を用いた作業の作業測定システムの開発
- 動画像解析による手指形状に注目したねじ締め作業管理に関する基礎研究
- 動画像解析による作業場所の移動を伴う作業の推定に関する研究
- プロセス型生産工場における差立計画の策定方法とその情報システム化に関する研究
- 周辺視を用いた目視検査における欠点特性と検出率との関係
- 目視検査における提示方法の相違が欠点検出率に及ぼす影響に関する研究
- 目視検査における検査時間が欠点検出率に及ぼす影響に関する研究
- 周辺視を用いた目視検査における欠点特性と検出率との関係