下口唇原発T3N0扁平上皮癌に対してWebster法とstaircase flapを組み合わせて再建した1症例
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概要
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今回われわれは,下口唇原発T3N0扁平上皮癌亜全摘後,70~80%の欠損に対してWebster法に両側のstaircase flapを用いた再建法を行い,整容的にも機能的にも良好な結果を得た。口唇切除後の再建法は,一般に欠損の大きさと部位により選択されるが,本法は正中を中心とした大きい欠損の場合には,耳鼻咽喉科・頭頸部外科医が習得していて有用性の高い,知識,技術であると思われた。
著者
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白倉 聡
埼玉県立がんセンター頭頸部外科
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白倉 聡
埼玉県立がんセンター研究所
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別府 武
埼玉県立がんセンター頭頸部外科
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清川 佑介
埼玉県立がんセンター頭頸部外科
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稲吉 康比呂
埼玉県立がんセンター頭頸部外科
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服部 夏子
埼玉県立がんセンター頭頸部外科
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西嶌 渡
上尾中央総合病院頭頸部外科
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