右上肢腫脹の精査中にKL‐6上昇を契機として卵巣癌が発見されたamyopathic dermatomyositis,傍腫よう症候群の1例
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概要
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症例は68歳, 女性. 右手の腫脹・疼痛が出現, CK上昇は認められなかったがGottron徴候陽性よりamyopathic dermatomyositisを疑われた. 間質性肺炎の所見がないにも関わらずKL-6が高値で, かつ症状も急速に進行したため, 悪性腫瘍の検索を行ったところ卵巣癌が発見された. 腫瘍摘出術と化学療法を行った結果, 症状の改善と平行してKL-6は減少した. 間質性肺炎のないKL-6上昇を認めた場合には悪性腫瘍の検索が必要である.
著者
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内田 温
筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科
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杉原 誠人
筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科
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伊藤 聡
筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科
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野渡 剛之
筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科
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國方 俊雄
筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科
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鈴木 豪
筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科
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後藤 大輔
筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科
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松本 功
筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科
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堤 明人
筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科
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住田 孝之
筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科
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