10.Behçet病
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概要
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Behçet病は再発性口腔内アフタ性潰瘍,皮膚症状,外陰部潰瘍,眼病変を4主症状とする原因不明の炎症疾患である.特殊病型として,腸管の潰瘍性病変を示す腸管Behçet,大小の動静脈の病変をきたす血管Behçet,脳幹・小脳・大脳白質の病変を主体とする神経Behçetがあり,これらは患者の生命予後を左右することから,眼病変ともに極めて重要なウェートを占める.近年,難治性眼病変に対する抗TNF-α抗体療法の有用性が証明され,特殊病型にも応用が期待される.
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