補綴歯科治療に簡易精神療法を導入した症例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
症例の概要 : 患者は統合失調症の既往歴のある50歳の男性. 重度歯周疾患に罹患し, 頬側傾斜した76が原因で咬合接触の異常を訴え来院した. 可撤性のスプリントを使用し可及的に咬合の安定を図り, 補綴歯科治療への理解を得るために簡易精神療法を踏まえたアプローチを行った.考察 : スプリントにより, 咬合接触の異常に対し脱感作が奏功し, さらに将来を見据えた補綴装置を選択するなど, 常に患者の訴えに対して受容・支持・保証の手続きを行うことで良好な結果が得られたものと考える.結論 : 補綴治療に簡易精神療法を導入することで患者の治療への理解と満足度を得ることができた.
著者
関連論文
- マウスガード装着によるスポーツパフォーマンスと咀嚼筋活動の関連 第一報 : 測定システムの評価
- クレンチング習癖者における日常環境で記録した筋電図の特徴
- 顎機能障害発症に関する前向きコホート調査 : 質問票と臨床所見による分析
- クレンチング習癖者を対象とした筋電図バイオフィードバック訓練の閾値設定
- 2. 日常生活環境下で使用できる携帯型EMGバイオフィードバック装置の開発(第28回学術大会)
- 日常生活環境下で使用できる携帯型EMGバイオフィードバック装置の開発
- 10.携帯型筋電計を用いた日中のクレンチング検出方法の検討(一般口演,第35回学術大会)
- 歯科治療後に生じたブラキシズムに対するスプリント療法
- 10.携帯型筋電計を用いた日中のクレンチング検出方法の検討(一般口演V)
- ポンティック基底面に関する考え方(1)最近20年間の変化を中心に
- 補綴歯科治療に簡易精神療法を導入した症例
- 補綴歯科治療に簡易精神療法を導入した症例