非相溶高分子混合系分散液滴の配向角と形のずり速度依存性
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概要
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Structural changes of dispersed domains in immiscible polymer blends under steady shear flow are directly observed by using cone-plate and coaxial cylinder geometries to analyze the orientation angle and the detailed shape of the domains. It was observed that the orientation angle have rather broad distributions even at the high shear rate. The ellipsoidal domains are not ellipsoid of revolution. At a certain steady state, domains having larger volume than the average volume are more elongated in the flow direction than the smaller ones. Shear stress and first normal stress difference cannot be calculated from average shape of observed domains.
- 日本材料学会の論文
著者
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高橋 良彰
九州大学先導物質化学研究所・総合理工学研究院
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野田 一郎
名古屋大学大学院工学研究科応用化学
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井村 直友
名古屋大学大学院工学研究科
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村山 武史
名古屋大学大学院工学研究科
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野田 一郎
名古屋大学大学院工学研究科
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高橋 良彰
九州大学先導物質化学研究所先端素子材料部門・大学院総合理工学研究院物質理工学専攻
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