脳におけるホルモン代謝 : ラット脳におけるTestosterone17-β-dehydrogenase (NADP) とそれにおよぼす神経薬物の影響
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概要
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哺乳動物中枢神経系におけるTestosteroneの役割について検討するため, 1) 脳内のTestosterone17-β-dehydrogenase (NADP) の存在を確認した.本酵素特性は至適pH9.3, マイクロゾーム分画に存在し, S-P-CMBにより阻害され, Testosterone⇔Δ<SUP>4</SUP>-Androstenedioneの可逆反応があることを示した.2) 神経薬物を腹腔内に投与したラット脳の本酵素活性はジフェニルビダントインとクロルプロマジン群で増加が認められ, イミプラミン群では差がなかつた.
- 日本内分泌学会の論文
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