関西の家庭医が行う地域・コミュニティアプローチ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
要 旨目的 : 関西の家庭医が行っている地域・コミュニティアプローチの具体的内容とゴールを明らかにすること. 方法 : 対象は, 関西家庭医療研究会または奈良県家庭医療研究会 “万葉衆” の会員. フォーカスグループディスカッションを行い, 発言を記録した上で分析を重ね, 参加者チェッキングにより真実性の確保に努めた. 結果 : 関西の家庭医の地域・コミュニティアプローチは, 1. 日常診療, 2. 自分の責任エリアの明確化, 3. 医師の地域への参加と住民による医師の品定め, 4. キーパーソンと各人のやる気の評価, 5. 課題への取り組みに対する一歩引いたところからの支援, 6. 成果と達成感の評価という6つのステップから構成されていた. そのゴールについては, 住民の自律性という説と, ゴールなどないという説とに別れた. 結論 : 今まで明示されなかった関西の家庭医特有の地域・コミュニティアプローチが存在した.
著者
関連論文
- OS-1トークライブ : 記者と話そう! 日本の家庭医のこと
- ターミナルステージにおける予後推定と医師の対応
- 診療所教育を行う医師にとってのインセンティブ : 地域医療実習に学生を派遣する大学に何が求められているか
- 症例検討における"家族面接ロールプレイ"が有用であった一例
- 学術 プライマリケア・家庭医療の見学実習・研修の試み--診療所医師によるネットワーク(PCFMネット)の歩み
- 一般病院外科外来における家族問題,家族機能
- 関西の家庭医が行う地域・コミュニティアプローチ
- 関西の家庭医が行う地域・コミュニティアプローチ
- 第1回関西プライマリ・ケア関連合同新年報告会, 互礼会の開催
- 関西の家庭医が行う地域・コミュニティアプローチ