測定についての一考察
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概要
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顔面筋肉の運動を操作し、顔の模式図の表情を評価する実験でのデータを用いて、人間の認知行動の適切な測定・評価はどうあるべきかの問題を検討した。実験対象者は鉛筆を歯でくわえる群、鉛筆を唇で保持する群、及び統制群の3群にランダムに配分され、顔の模式図の表情をポジティヴからネガティヴまで7件法と17件法で評価することが求められた。7件法の結果と17件法での結果は異なるものとなった。このような実験結果に基づいて心理学的尺度における認知評価尺度はどうあるべきかを考察した。