Grating法によるResponse関数の測定法
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概要
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鮮鋭度を評価する方法として,Response関数がすぐれていることは周知の通りである.この関数の測定法には色々あるが,写真フィルムの場合は一般に正弦波露光-ミクロホトメーターによる方法が広く用いられている.<BR>今回報告するGrating法はGrayson型Gratingを用いて写真フィルムに矩形波露光を与え,現像処理後,その像の回折スペクトル強度を求めてResponse関数を算出する方法である.この方法は前述の正弦波露光-ミクロホトメーターによる方法より粒状性の荒いフィルムの測定には適している.その理由は,Grating法では短形波豫のスペクトル強度と粒状パターンのスペクトル強度とを容易に分離できるからである.
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