Gas-Liquid-Chromatographyを応用した正常人および妊娠初期における尿中中性Steroid分画に関する研究
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概要
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1967年 Horningならびに1970年坂内等によって開発された完全シリル化法による尿中中性steroidのGLC分析を検討し, 更に正常成熟婦人および妊娠初期の正常, 異常を検討した.その結果, 母体の卵巣-副腎は妊娠というstressに対して, 正常妊娠時卵巣機能亢進, 副腎皮質機能低下, 切迫流産時では性腺糸の機能低下・副腎皮質機能亢進があり, また流産開始時においては両機能の低下を示し, しかも切迫流産, 流産開始ではsteroid分画のunbalanceが示唆された.
- 日本内分泌学会の論文