血漿TestosteroneのRadioimmunoassay:-正常者ならびに各種内分泌疾患患者における成績-
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概要
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血漿testosteroneをradioimmunoassayにより測定し, 正常者および各種内分泌疾患における下垂体・性腺機能について検討した.またHCG負荷試験およびLH-RH負荷試験についても検討を加えた.血漿testosteroneのradioimmunoassayは, 下垂体・性腺系機能の診断に極めて有用と考えられた.早期空腹安静時の値だけによつてもかなりの程度に鑑別診断が可能であつたが, これにHCG負荷試験ないしLH-RH負荷試験を併せて行なうことにより, 視床下部・下垂体・性腺系の異常の診断はさらに一層確実となった.
- 日本内分泌学会の論文