絨毛組織におけるgonadotropinの産生調節機構に関する実験的研究
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概要
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絨毛組織のgonadotropin産生調節機構を究明するためインキユベィション実験を行ない培養液に性ステロイドを添加してgonadotropic potencyにいかなる影響がみられるかを追究した.独立した内分泌臓器としてAutonomieを有する妊娠10ケ月の絨毛組織においてはprogesteroneによりHCGの産生が抑制された.抑制の本態はprogesteroneが絨毛組織のRNase活性を賦活しRNA代謝に影響をおよぼしてglycoproteinであるHCGの産生を抑制するものと考えられる.
- 一般社団法人 日本内分泌学会の論文