Microvibrationよりみた月経異常者の自律神経・内分泌環境に関する研究
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概要
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正常性周期を有する婦人のmicrovibration (MV) を観察分類し, 月経異常者について, 間脳下垂体副腎皮質系および卵巣系機能, 更に交感神経副腎髄質機能を内分泌学的に検索し, MVと対比した結果, slow α dominant MV (αS type) は交感神経緊張充進, FSH優位, ACTH・副腎皮質系低活動環境を示し, fast α dominant MV (αF type) は逆に交感神経緊張低下, FSH分泌低下, ACTH・副腎皮質系優位環境を示すものと推論された.