リンパ球培養によるLong-acting Thyroid Stimulator (LATS) 産生に関する研究
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概要
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バセドウ病患者血中に, 特異的に認められるLATSは, 抗体類似の性質を有し, 本症病因との関連で注目を集めている.然しその産生部位や, 抗原が明らかでなく, その本態は依然不明である.そこでLATS活性が高値を示すバセドウ病患者末梢淋巴球を分離, PHAを添加培養する事で, in vitroでLATS活性の産生を認め, 本活性が非特異的反応でない事, 又種々の点で現在明らかにされている血中LATSの性質を総て具備している事, を示しLATSが抗体産生細胞でつくられうる事を明らかにした.
- 一般社団法人 日本内分泌学会の論文
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