マウス子宮および子宮癌組織のestrogen依存性に関する実験的研究:<SUP>3</SUP>H-estradiol-17βのとりこみを中心として
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概要
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20-methylcholanthreneによるマウスの子宮癌発生はestrogenにより促進されるが, この作用機序を明らかにするために, マウスの正常子宮および実験的子宮癌組織における<SUP>3</SUP>H-estradiol-17βのとりこみについて検討を行なつた.その結果実験的子宮癌組織は正常子宮と類似のとりこみ状態を示すことを証明するとともに, マウスの実験的子宮癌組織はestrogenの標的臓器としての性格を持ち, estrogen依存性のもとに発癌されていることを明らかにした.
- 日本内分泌学会の論文