尿中Aldosterone分離定量に関する検討:蛍光法とB.T.簡易法の基礎及び実用面における比較検討
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概要
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尿中aldosterone測定法の簡易化を計る目的て感度のすぐれた螢光法の導入を試みると同時にB.T.法にも改良を加え, 実用性の面から両測定法の比較検討を行なつた.標準aldosteroneを用いての基礎的検討の結果は, 測定域値0.3～2.0μ9に直線性を示す螢光法がB.T.法に比し10倍強の高感度を有し微量試料の測定が可能であつたが, 尿測定に応用した場合には純化法の工夫にもかかわらず盲螢光による不安定高値を示し, 簡易化を行なつたB.T.法が実用面で勝る結果となつた.
- 日本内分泌学会の論文