副腎皮質機能不全に関する実験的研究-合成ステロイドホルモンあるいはACTH短期ならびに長期使用時のウサギ副腎の変動について-
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概要
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ウサギを用いてプレドニゾロン長期大量投与群とACTH長期及び短期投与群をつくり, その副腎内RNAえの変動を, <SUP>32</SUP>Pの副腎内RNAえの取り込み, モノヌクレオチドの分画, とくにアデニール酸 (A3'P) の比放射能等を, 正常群のそれと比較し, 副腎機能低下時に, <SUP>32</SUP>P-RNA比放射能の増加を認め, 又核酸前駆物質の合成障害を認めた.ACTH使用群では, 短期, 長期群に<SUP>32</SUP>P-RNA比放射能の差異を認め, RNA分解の抑制を認めた.
- 日本内分泌学会の論文