遺伝性肥満高血糖マウスによる糖,脂質代謝とその関連ホルモンの研究:I C57BL/6J-ob Mice (OH) の糖出納及び脂肪酸動員について
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概要
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1950年lngalls らはC57BL/6J-obの突然変異系マウス (oH) が劣性遺伝的に肥満を発現する事を報告した.その後主としてた, その後主としてMayerらによつてこれが研究され, 高血糖, 糖尿或いは高コレステロール等を示し, 恰も人の糖尿病の如き代謝異常を有する事が報告された.著者はこの系統マウスの各月令のものを対象とし, その糖, 脂質代謝に関連する酵素及びホルモンの異常性を解析し, 人の糖尿病の発現機構の理解に寄与することを期待すると共に, 他方正常糖, 脂質代謝の調節機構を解明する事を目的としてこの研究を行なった.
- 一般社団法人 日本内分泌学会の論文