ナガマドキノコバエの発育に及ぼすシイタケ菌床,日長および温度の影響
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概要
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菌床シイタケ栽培の害虫であるナガマドキノコバエの幼虫の,シイタケ菌床を用いた効率的な飼育方法を開発した.雌雄成虫1ペアをシイタケの柄と蒸留水で湿らせたろ紙片とともにポリ袋に入れた.シイタケの柄やろ紙片に産下された卵をピンセットを用いて別のろ紙片に乗せてから,培養袋から取り出した菌床の上に置いた.幼虫は,菌床および子実体を食べて発育し,菌床表面で蛹化した.除袋直後の菌床を用いたり,菌床上に発生した子実体を残しておくと,羽化率が高く,発育期間が短く,大きな蛹が得られた.日長をLD16:8またはLD10:14,温度を12,15,20,23または25℃にして,卵から成虫として羽化するまで飼育した.卵から羽化までの発育期間は,温度が高いほど短くなった.卵から羽化までの期間の発育零点と有効積算温量は,LD16:8で飼育した雄と雌では,それぞれ7.2℃と293.6日,7.3℃と304.3日度であり,LD10:14で飼育した雄と雌では,それぞれ7.0℃と280.5日度,7.1℃と293.6日度であった.
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