学問としての用語学―ターミノロジー学に関するウィーン学派としての考察―
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概要
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この論文では, ターミノロジーつまり〔専門〕用語学を, 言語学, 論理学, 存在論, 情報科学と諸科学技術における専門分野との境界領域および学際分野にある新学問として紹介する。この学問, 特にそれに基づく具体的ターミノロジーワークというのは, 実際の専門分野における諸活動において (殊にコミュニケーションに関連して) 重要な役割を果たしている。ターミノロジーは学問としても具体的ターミノロジーワークとしても, まず人間の考え, 知識や討論の成分である概念を対象としている。さらに, 学問としてのターミノロジーは概念用語体系の諸問題を研究している。〔専門〕用語学とターミノロジーワークやそれぞれの成果を概説するとともに, 基本的なターミノロジー原論に基づく用語や概念を説明した。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文