高度情報化社会[第3回]:情報の国際化
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概要
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我が国における情報の国際化の経過と現状について述べた。自動車, 電機製品などと異なり, 情報に関しては我が国は大幅な入超国となっている。1980年代の初めに国際的な通信ネットワークが整備されるとともに, 多くの海外製データベースが利用可能となった。これに対し, 我が国から海外への情報提供はQUICKなどの少数の例外を除いて, 近年までほとんど進まなかった。最近になり, JAPIOの英文データベース, JOIS/E, 日経テレコン(英文), コムラインなど英文データベースの海外への提供が試みられるようになってきた。また, 我が国においても, 「越境データ流通」の重要度がますます増加している。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文