21世紀文明と情報の有効利用-21世紀文明と資源問題に関する調査報告の概要ー
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概要
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資源調査会から昭和63年9月に出された21世紀文明と資源問題に関する調査報告の概要を紹介する。21世紀には, 物質的豊かさから精神的豊かさへの要求が強まるとともに, 知的生産物が大きな役割を占める高度知的生産社会が実現されると予想される。こうした社会の変化は, 情報を中核とした技術革新による技術パラダイムの転換によってもたらされる(第三次産業革命)。このような21世紀社会においては, 地球全体を人類共通の資源とみなし自然と調和のとれた資源利用を進めること, 情報や知識を高度知的生産社会における重要な資源と位置付け有効に利用すること, サービスや空間・時間を資源とみなしていくことが必要である。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文