レコード・センター:その確かめられた考え方
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概要
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本稿は米国のレコード・センターを調査し, その施設と運営を比較研究する。連邦政府2個所, 州政府1個所, 企業から8個所, 合計11個所のレコード・センターを調査対象とし, 大きく施設(17項目)とオートメーションに分けて検討する。レコード・センターはレコード・マネジメントの体系のなかでもっとも時間への耐久力があり, かつ従来と同じように重要と主張する。基本的所見は(1)紙の保管量は増加し, ペーパーレス社会は神話(2)コンピュータ・システムは1967年当時のレコード・センターには存在しなかったが, 今はセンター運営の中心的存在(3)磁気ディスクなどの新記録媒体の保管は関心事, である。