生命科学系データベース統合に向けた取り組みの現状と課題
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概要
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多数乱立する生命科学系データベースの統合は,従来日本では関係する省ごとに取り組まれてきた。この取り組みをオールジャパンで進めるために,内閣府の主導のもと2011年度より,文部科学省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省の間で協力体制が築かれ,カタログ・横断検索・アーカイブ・再構築の4つのステップに沿ってデータベースの統合が進められている。本稿ではこの4つのステップの現状を紹介するとともに,データ共有やRDF化など,各ステップにおける課題に触れる。