広島湾における天然クロダイの筋肉成分の季節変化
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概要
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広島湾のクロダイについて筋肉成分の季節変化を調べた。脂質含量は秋季に上昇したが,年平均で 0.34% と低く,最低値は 3 月の 0.2%,最高は 10 月の 0.6% であった。旨みや甘味に関与する遊離アミノ酸は本種が美味な秋季から春先まで一時的な増加傾向を示したことから,呈味に影響を及ぼしていると考えられた。雑食性であるクロダイの安定同位体比の平均値は,δ13C で−15.9‰,δ15N で 16.6‰ だった。δ15N,タウリン,高度不飽和脂肪酸が季節変化を示したことから,本種の食生態が季節によって変化している可能性が示唆された。
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