偏側顔面筋痙攣に対する鍼と灸の効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
難治の顔面筋の痙攣に鍼及び灸刺激の鎮静作用を利用して, その症状の改善を図った。筋の起始部, 筋の終止部また, 筋における神経の終末部に近く, 刺入点をとり, 適宜の深さをもって刺激すると筋の痙れんは鎮静する。この目的の下に, 症例をもって, 鍼および灸の諸手技を検討することにより, 次のような結果を得た。<BR>即ち, 太めの鍼の置鍼は有効である。即効性がある。直接灸は有効である。灸の効果は持続性を有する特微がある。
- 社団法人 日本東洋医学会の論文
社団法人 日本東洋医学会 | 論文
- 和漢薬治療が奏効した Wells' 症候群の一症例
- 煎じ薬の調剤の現状と問題点 : 保険調剤薬局に対するアンケート調査による検討
- 清熱補気湯と白虎加桂枝湯の併用が奏効した結節性紅斑の一症例
- 奔豚と思われた諸症状に呉茱萸湯エキスと苓桂朮甘湯エキスの併用が奏効した6症例
- 桂枝加苓朮附湯の関節外症状への応用