アルコール性肝炎・肝障害他合併症に対する東洋医学的診断と治療および西洋医薬併用療法
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概要
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アルコールの過剰摂取により慢性的障害として肝臓他心臓, 腎臓などの臓器障害や脳などに関係した精神・機能障害が報告されてい。各種臓器の単一の障害である場合もあれば, 各種臓器が同時に障害される所謂合併症を呈する場合もある。症例6例全てが高血圧症合併すると共に高脂質血症 (3例), 心疾患 (房室ブロックなど3例), 腎硬化症 (3例), 精神障害 (うつ病など3例), 胃・十二指腸潰瘍, 膵臓炎, 境界型糖尿病などを合併していた。アルコールの肝障害他高血圧症を合併していた2症例は胸脇苦満があり, 小柴胡湯で改善した。しかし2つ以上の合併症を有する例で脾胃気虚, 肝気うっ結の他に胸脇苦満, 水毒証, 淤血証では柴胡剤の他に, 半夏瀉心湯や五苓散を必要とした。また不整脈に対し追加症例で冠心II号を使用し, 改善した。<BR>しかしアルコール依存症や肝臓癌を合併した症例に対しては全ゆる治療を試みたが改善しなかった。
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