東北地方内陸農村部および三陸沿岸漁村部における児童生徒の歯肉炎罹患状況の比較研究
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概要
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東北地方宮城県下の内陸農村部と三陸沿岸漁村部の小学校1年および5年, 中学校3年の児童生徒男子2576名, 女子2479名について口腔診査を行い歯肉炎罹患状態をPMA指数により表示し, 両地域について年齢別男女別に比較検討を行つた結果次の成績が得られた。<BR>7歳, 11歳, 14歳を男女別にみた歯肉炎 (PMA指数) の罹患者率は, 三陸沿岸漁村部にくらべ, 内陸農村部が高い。 また1人当りPMA指数平均値を両地域間に比較検定した結果, 11歳, 14歳男女においては三陸沿岸漁村部にくらべ内陸農村部が高く, 危険率1%以下の有意水準で差が認められた。
著者
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