アクリル酸エチル-2-クロロエチルビニルエーテル共重合アクリルゴムの素練り
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概要
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エチルアクリレート-2クロロエチルビニルエーテル(95:5)共重合体を, オープンロールで各種条件下で素練りした. その結果, 素練りにより試料のアセトン溶液の極限粘度数は素練り時間と共に減少し, ロール温度が低いほどその効果が著しかった.原試料と素練り試料 (20°C×5分および50分) の分子量分布曲線は, カラム分別法により決定した. そしてその分子量分布曲線の広がりを次式から得られる統計学的パラメーター“μ2”で検討した. その結果, 素練り時間Mw/Mn=1+μ2/Mn2と共に分子量分布は次第に狭くなっていることが明らかとなった.