TMTDとイオウ•ジフェニルメタンの反応
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概要
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テトラメチルチウラム•ジサルファイド(TMTD), イオウ, ジフェニルメタン, 酪酸亜鉛又は亜鉛華の140°Cの反応生成ははジメチルジチオカーバミン酸亜鉛と少量の硫化亜鉛であり, 他に少量のチオベンゾフェノンが見出された場合もある. 酪酸亜鉛を用いた時は酪酸を生じた. TMTDよりの分解物として反応中発生した二硫化炭素を測定し, 亜鉛華に比較して酪酸亜鉛を使用した時は著しく, 二硫化炭素の発生量を増大した, TMTDの代りにジメチルジチオカーバミン酸亜鉛を用いた時は, 大部分はそのままで残留し, 少量のTMTD, 硫化亜鉛, 二硫化炭素と微量のテトラメチルチオ尿素が生成した.
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