衝撃時における加硫ゴムの弾性率について
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概要
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カーボンブラックの充填された加硫ゴムに筆者らの試作した振子式の衝撃試験機で衝撃を与えた時の衝撃弾性率ならびに衝撃垂直粘性係数を求めた. これらの弾性率, 粘性係数の減少は振子の槌がゴムに衝突する時の槌の運動量と槌がゴムから離れるときの槌の運動量の差, すなわち衝突中にゴムが消費した運動量に直線的に関係することが実験でわかった.次に衝撃中における衝撃弾性特性を位相面位相面δ法を用いて解析する方法を示した. この方法により上記振子式衝撃試験機により衝撃を受けたゴムの衝撃中の弾性特性を解析し, 含有カーボンブラックが少ないときは衝撃中の弾性特性は単に非直線性を示すにすぎないが, カーボン量が多くなると非直線性のほかに弾性履歴現象もあらわれるようになる.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
著者
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