Bacillus cereus var. mycoidesのβ-アミラーゼとプルラナーゼによる各種でんぷんからのマルトース生産条件
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概要
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1. 種々のでんぷんを液化し,それをB. cereus var. mycoidesの生成するβ-アミラーゼとプルラナーゼにより糖化した結果, DE 1〜2の液化でんぷんからのマルトース生成量はいずれのでんぷんについても87〜88%であった. 2. 種々の液化でんぷんを使用してマルトーズ生産のための最適糖化条件を検討した結果,でんぷんの種類に関係なく, pHは6.0〜8.0,作用温度は55°C, 液化でんぷん濃度は5%前後が最適であった. 3. 酸により液化したでんぷんを同様な方法で糖化し,マルトース生成量を調べた結果,でんぷんの液化度が同じであれば酸素液化でんぷんからのそれと大差はなかった.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文