ペンタクロロフェノールの光分解(第4報) : 光分解生成物および関連化合物の生理作用
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概要
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PCPの太陽光線による光分解生成物質および関連化合物の抗菌,殺草および魚毒作用について検討した.その結果, (1) これらの化合物はいずれもPCPに比較して,その抗菌,殺草および魚毒作用は弱いものであった. (2) 抗菌力,殺草力ともに最も強い化合物はペンタクロロフェノキシル基を有する化合物であった.フェノキシル核に水酸基が導入されると効力は低下した. (3) ベンゾキノンとキノールでは殺草力では後者が強い作用を示したが,抗菌力では両者に差が認められなかった. (4) 抗菌力および殺草力の発現のためにはキノールの遊離水酸基が必要であった.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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