花粉の生化学的研究(第10報) : 花粉の糖質代謝に関与する酵素について(その2)花粉のインベルターゼおよびマルターゼについて
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概要
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アカマツ,トウモロコシ,カボチャ花粉を用い,インベルターゼおよびマルターゼを検討し次の結果を得た. (1) アカマツ花粉のインベルターゼ活性は弱いが,最適PH 4.0,最適温40°Cであった.無糖およびショ糖培地で発芽させるといずれも活性を増すが,後者の場合とくに発芽が進むにつれて活性が増大する. (2) トウモロシ,カボチャ花粉のインベルターゼ活性は強く,いずれも最適pH 5.0,最適温度40°Cで,ショ糖培地で発芽させるとさらに活性を増す. (3) アカマツ花粉のみにマルターゼ活性を認めた.最適pH 4.5,最適温度40°Cであった.無糖培地での発芽初期に活性を増加する傾向を認めたが,ショ糖培地で発芽させると完熟花粉に比べ著しく低下する.
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