がざみHemocyaninの物理化学的性質
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概要
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(1) がざみ血液よりhemocyaninを分離精製し,銅含量0.18%の製品を得た. (2) Hemocyanin溶液の沈降分析の結果,各種条件を変えても常に2〜3個の解離成分から成る.各成分の沈降恒数及び相対濃度はpHの変化により非常に相違する. (3) Hemocyanin溶液の電気泳動分析の結果,多くの場合mono-componentを示し,その他の場合では少量の他の成分の混在を認めた. (4) 光散乱法により, pH 5.0, 6.0に於けるhemocyanin溶液の平均分子量を求めた.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文