ウメの緑枝挿し発根と枝梢中のソルビトールとの関係
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ウメの緑枝挿し繁殖の可能性と発根と枝梢中成分として特に炭水化物との関係について検討した.ウメの緑枝挿しはIBA 4000ppm溶液の浸漬処理を行えば6月上旬-8月上旬に採取した挿し穂で高い発根率が得られた.発根能は芽の自発休眠が誘導されるにつれて低下した.また, 枝梢中成分としてはソルビトール含量が高い時期に発根能が高かった.挿し木後の挿し穂中成分の消長を調査したところ, 発根率の高かったIBA処理区では対照区に比べて早い時期に挿し穂基部の全糖, 特にソルビトール含量が顕著に増加した.in vitro条件下でソルビトール, スクロース, グルコースおよびフルクトースを添加したWP培地でシュートを発根させたところ, ソルビトール添加培地でもっとも発根率が高かった.
論文 | ランダム
- 1427 災害対応コア型ハイブリッド住宅構工法の開発 : その1 意義と基本方針
- 5189 行動情報処理システムに関する研究 : (その1)BIRDSシステムの概要
- 914 鴨東祇園新橋地区の歴史的環境保全修景計画 その2 : 祇園新橋地区の現況と住民の意識調査(建築史)
- 913 鴨東祇園新橋地区の歴史的環境保全修景計画 その1 : 祇園地区の歴史的特性(建築史)
- 611 災害対応コア型ハイブリッド住宅構法の開発 : その2 基本構工法の提案(建築計画)