發芽抑制に依る栗の貯久力増進に關する研究 第2報
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概要
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1. 栗の植物生長ホルモンによる發芽抑制現象中, 一定温度と植物生長ホルモンの濃度との關係を知らんため, 1,2の實驗を行つた。2. 發芽直前期即2月中旬に於てもある濃度以上の植物生長ホルモン處理は栗の芽生器官の伸長に對し著しい抑制效果を及ぼすものであり, その程度は高濃度のものほど著しい。3. 栗の品種により植物生長ホルモン處理に對する反應を異にするものの如くである。供試2品種の中銀寄は岸根に比しより敏感である。4. 植物生長ホルモン處理により芽生器官の伸長抑制が行れた場合, 芽と根との境界部の細胞は幅の肥大を促進せられ, 長さの伸長を抑制せられる。
- 園芸学会の論文