地震発生時における東京都内滞在者の帰宅行動モデル
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概要
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首都直下を震源とする大地震が発生した際の都心部特有の深刻な被害の一つに「帰宅困難者の発生」がある.本論文は地震発生後に鉄道が比較的早期に運行を再開するという状況を想定し,アンケートにより帰宅行動の意識調査を行い,徒歩のみならず鉄道利用も考慮した選択モデルを導出した.その結果,被災後に鉄道が利用可能な状況においては,多くの帰宅困難者が鉄道による帰宅を選択すること,また選択の要因は滞在場所が影響し,日常的に利用している場所で滞在できない人は鉄道利用の割合が高まることが分かった.
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