進行期乳房外Paget病に対するドセタキセルを中心とした新規化学療法の提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
進行期乳房外Paget病に対する化学療法は未だ確立されておらず, 2006年に発足した乳房外Paget病研究会で多施設共同研究を行い化学療法の確立を目指している。現段階ではドセタキセルを用いて臨床統計解析をすすめており, 進行期乳房外Paget病の化学療法にドセタキセルを選択した経緯や使用法, 副作用などについて述べた。ただし, ドセタキセルは乳房外Paget病の適応疾患ではなく, 効果もまだ不明である。あくまで調査段階であり, 最終的な結果が待たれる。
著者
関連論文
- 進行癌に対するモーズ軟膏療法 (特集 最近のトピックス2009) -- (皮膚疾患治療のポイント)
- 症例報告 ビメンチン陽性の棘融解型有棘細胞癌の1例
- 症例報告 外尿道口に病変を認めたHPV16陽性Queyrat紅色肥厚症
- 外傷後に生じた悪性黒色腫の3例 (特集 悪性黒色腫)
- 基底細胞がん,有棘細胞がんを疑うコツ (内科医がおさえておくべき皮膚科の基本) -- (皮膚悪性腫瘍をみるコツ)
- 思春期の性感染症 (特集 専門医にきく子どもの皮層疾患) -- (感染性皮膚疾患)
- 悪性黒色腫の肺病変評価における胸腔鏡下肺生検の有用性について
- 早期直腸肛門部悪性黒色腫に対しセンチネルリンパ節生検を施行した1例
- 進行期乳房外Paget病に対するドセタキセルを中心とした新規化学療法の提案
- 症例 放射線治療が有効であったMerkel細胞癌の1例
- 症例 原発不明悪性黒色腫の1例
- 症例 高齢者に発症したLangerhans細胞組織球症の1例
- 症例 水腎症・癌性腹膜炎を併発した有棘細胞癌の剖検例
- 進行期乳房外パジェット病の治療と問題点
- 悪性黒色種におけるSubtotal integmentectomyの是非－ICGによる蛍光法でリンパ流を同定した結果からの提言－