皮膚悪性リンパ腫診療ガイドライン2008―成人T細胞白血病・リンパ腫 (ATLL) : 皮膚のみに病変を有する病型―
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概要
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成人T細胞白血病・リンパ腫 (ATLL) ガイドライン作成における問題点は, 皮膚科でどの範囲までを扱うかという点である。ATLL全般に関するガイドラインを作成するということになると血液内科を含めた他科ガイドラインとの協調性や整合性を持たせることが必須であり, 皮膚科単独で作成することは不可能である。そこで, 皮膚科ガイドラインでは, 患者が皮膚科を最初に受診するであろう「皮膚のみに病変を有する例」のみを対象とした。すなわち今回のガイドラインでは, ATLLに伴う皮膚症状に関して, skin-directed therapyが主となる例を扱い, 化学療法や移植などの全身療法の必要な症例は扱わない。
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