建設汚泥の再生利用に関する取組みと今後の展開について
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概要
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建設汚泥の再資源化等率は平成17年度で75%とまだ十分に高い水準とはいえず, 建設汚泥の最終処分量は建設廃棄物全体の最終処分量の約3割を占めるなど, 建設汚泥の再生利用および適正処理の推進は, 循環型社会の形成のためにも重要な課題といえる。<BR>国土交通省では, 平成18年6月に「建設汚泥の再生利用に関するガイドライン」を策定し, 建設汚泥の再生利用および適正処理の推進を図るとともに, 平成20年4月には, 「建設リサイクル推進計画2008」を策定し, 建設汚泥を含む今後の建設リサイクルの推進に向けた基本的考え方, 目標, 具体的施策をとりまとめた。<BR>本稿においては, 建設汚泥を中心として建設副産物の現状, 課題を整理するとともに, 「建設汚泥の再生利用に関するガイドライン」の概要および「建設リサイクル推進計画2008」の概要を紹介する。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
- 2008-05-31
著者
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