ステロイド投与が著効した異所再発腫瘤形成性膵炎の1例
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概要
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症例は61歳男性.健診で指摘された初発病変は膵体尾部の腫瘤で膵癌を否定できず膵体尾部切除が施行され,病理診断で腫瘤形成性膵炎であった.2年9ヶ月後再度健診で指摘された病変は膵頭部腫瘤でステロイド投与にて著明に縮小した.γグロブリン,IgGが高値で自己免疫機序の関与が考えられたが,異所再発した腫瘤形成例の報告は少なく,自己免疫性膵炎の発症,進展を考える上で貴重な症例と考えられた.
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