小腸内視鏡にて観察し得, 術前診断が可能であった空腸gastrointestinal stromal tumorの1例
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概要
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症例は75歳男性, 発熱と左腹部腫瘤を認めた. 小腸内視鏡検査にて空腸gastrointestinal stromal tumor(GIST)と術前診断した. 摘出腫瘍標本の免疫染色ではCD34, S100蛋白およびdesmin陰性, α-SMA―部陽性,c-<I>kit</I>およびvimentin陽性であり, またc-<I>kit</I>遺伝子には突然変異もみられた. 腫瘍径が大きく, 核分裂像著増, 肝転移をともなっていたことから, 悪性のGISTと考えられた.
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
- 2003-05-05
著者
-
村尾 真一
甲南病院病理部
-
岸本 美也子
六甲アイランド病院内科
-
三條 みどり
六甲アイランド病院内科
-
佐竹 信哉
六甲アイランド病院内科
-
本迫 洋一郎
六甲アイランド病院内科
-
安藤 章文
六甲アイランド病院内科
-
中田 吉彦
六甲アイランド病院内科
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廣田 誠一
大阪大学大学院医学系研究科分子病態医学病理病態学
-
北垣 一成
六甲アイランド病院
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三條 みどり
六甲アイランド病院 内科
-
本迫 洋一郎
六甲アイランド病院 内科
-
中田 吉彦
六甲アイランド病院 内科
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